シエンタで車中泊はできる?車中泊のお役立ち情報もご紹介

シエンタで車中泊はできる?車中泊のお役立ち情報もご紹介

シエンタ_車中泊

2022年8月にフルモデルチェンジしたシエンタ。
コンパクトながら広々とした室内空間が特徴ですが、シエンタに乗って遠くにお出かけを楽しみたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか?
最近ではアウトドアブームも相まって、キャンプやBBQはもちろん、車中泊を楽しむ方も増えています。
そこで今回はトヨタのミニバンの中でも最もコンパクトなシエンタでも車中泊ができるのか?を徹底解説するほか、車中泊に不可欠なグッズの紹介やお役立ち情報もご紹介します。

目次
1.そもそも車中泊とは?簡単に解説!
2.シエンタで車中泊はできる!後席の広さはどれくらい?
2-1.シエンタの5人乗りと7人乗りの後席の広さを比較
3.車中泊をする時に注意することは?
3-1.(1)車中泊をしていい場所を利用する
3-2.(2)駐車中はエンジンを切る
3-3.(3)他にも知っておきたい車中泊のマナー
4.車中泊をする時に「これがあると便利!」アイテム5選
4-1.①室内カーテン
4-2.②マットレス
4-3.③網戸
4-4.④LEDランプ
4-5.⑤タオル・ブランケット
5.シエンタで車中泊するときに便利なアイテムは?
5-1.①ハンギングベルト
5-2.②バックドアネット
5-3.③バックドアラック
6.【まとめ】マイカーで車中泊を楽しもう!

1.そもそも車中泊とは?簡単に解説!

車中泊とは、車で寝泊まりすることを指します。
テントなどのキャンプ用品を揃えなくてもお手軽に寝泊まりができる点が魅力です。
車中泊は、新しい旅の形の一つとして注目を集めていて、時間に捉われない自由な旅が楽しめるほか、宿代を安く済ませられるとして、若者やキャンパーを中心に人気が高まっています。
車中泊には、キャンピングカーのような車両はもちろんのこと、ミニバン・SUVなどの車内が広く設計されている車や、フルフラットシートにシートアレンジできる車などが多く利用されています。

2.シエンタで車中泊はできる!後席の広さはどれくらい?

シエンタ_車中泊
車中泊といえば、キャンピングカーやハイエースなどの車がよく利用されますが、トヨタの最小ミニバンであるシエンタでも車中泊が可能です。
車中泊をする際は、2列目以降の後席部分が居住空間として活躍します。
そのため、2列目以降のスペースが広々としており、高さも確保されている車を選ぶことがポイントです。
またフルフラットにシートアレンジをすることで、過ごしやすさがアップするため、フルフラットにできるかも注目したいポイントです。
シエンタは後席の広さが確保されており、フルフラットにアレンジも可能なため、車中泊に適した車と言えるでしょう。

シエンタの5人乗りと7人乗りの後席の広さを比較

ここからはシエンタの後席の広さやフルフラット時の広さについて解説します。
シエンタ_車中泊_荷室の広さ

5人乗り 7人乗り
荷室幅 1,265mm 1,265mm
荷室長(※1) 2,045mm 1,525mm(※2)
荷室高 1,055mm 1,105mm

(※1)フラットラゲージモードでの荷室長。
(※2)セカンドシートクッションからの長さ。シートレッグからの長さは1,430mm。
(※3)荷室フロア高は2WDの場合の数値です。E-Fourの場合は異なります。

シエンタには5人乗りと7人乗りがラインアップしており、どちらも2列目以降に広々としたスペースを確保しています。
荷室の広さを5人乗り、7人乗りで比較すると、どちらも荷室幅は1,265mm、荷室高は5人乗りが1,055mm、7人乗りが1,105mmと僅かに差がありますが、大きな違いはありません。
注目するポイントはフラットラゲージモード時の荷室長で、5人乗りが2,045mm、7人乗りは1,525mmとなっています。
5人乗りの場合は、大人でも足を伸ばして寝ることができる長さを確保していますが、7人乗りの場合、大人が足を伸ばして寝るには少し狭いでしょう。
また、一般的なベッドのサイズと比較すると、セミダブルベッドは幅1,200mm×長さ1,950mm程度ですので、シエンタ5人乗りであれば、セミダブルベッドとほとんど同じくらいの広さを確保しています。
大人2人ぐらいであれば車中泊でも快適に過ごせるでしょう。
シエンタで車中泊をしたいと考えている方は、5人乗りがおすすめです。

 

3. 車中泊をする時に注意することは?

シエンタ_車中泊

ここからは、車中泊をする時に注意しておきたいことをご紹介します。

 

(1) 車中泊をしていい場所を利用する

車中泊といえば、テントなどを設置することなく車があればどこでも寝泊まりができる旅のスタイルです。
しかし、車中泊ができる場所は限られており、車中泊が公式に許可されているオートキャンプ場やRVパークを利用するようにしましょう。
RVパークでは駐車スペースがゆったりとしていて、ゴミ処理ができたり電源スペースが確保されていることが多いため、便利な設備が充実しています。
オートキャンプ場の場合、キャンプ場ならではのアクティビティが楽しめるなど、キャンプと車中泊のそれぞれの魅力を感じることができます。
高速道路のSA・PAや道の駅などは仮眠や休憩の際によく利用されますが、宿泊施設ではないため、車中泊は禁止されていることがほとんどです。
一部の道の駅では車中泊が許可されている施設もあるため、利用する前に確認し、許可されていない施設では、休憩・仮眠程度に留めるよう心がけましょう。
また短時間の休憩であっても、イス・テーブルなどを持ち出してキャンプ場代わりに使うことは周囲の迷惑にも繋がるため避けましょう。

 

(2)駐車中はエンジンを切る

夏場・冬場などついついエンジンをかけたまま過ごしたくなる季節でも、車中泊中はエンジンを切るようにしましょう。
基本的に、アイドリングは、都道府県の条例により禁止されていることがほとんどです。
RVパーク等でも例外ではないので、一時停止時以外の駐車時はエンジンを切る(ハイブリッド車はシステムを停止する)よう気を付けましょう。
また、車中泊時にエンジンをかけたまま過ごすと、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあります。
特に冬場の夜間など、就寝中に降雪した場合、マフラー部分が雪で埋もれることで排気ガスが逆流しやすくなり、事故に繋がるリスクが高まります。
一酸化炭素が充満しているかどうかは色や臭いなどで判断できないため、知らないうちに車内へ充満してしまうことも考えられます。
安全な車中泊をするためにも、駐車時はエンジンを必ず切る(ハイブリッド車はシステムを停止する)ようにしてください。
また、アイドリングは環境に悪いだけでなく、エンジン音自体が騒音になってしまうため周囲の迷惑にも繋がります。
車中泊の際の温度管理については、ポータブル電源やRVパーク・オートキャンプ場での電源を利用するのがおすすめです。
特に夏場にかけては熱中症にならないよう、こまめな水分・塩分補給はもちろんのこと、ポータブル電源やRVパーク・オートキャンプ場での電源を利用し、サーキュレーターや扇風機を使用するのがおすすめです。
山などの気温が高くない場所では、車用の網戸などを利用し、風通しを良くすることでも対策に繋がります。

 

(3)他にも知っておきたい車中泊のマナー

車中泊の際には、公共の場を利用しているという意識を持って、周りに配慮して利用することが大切です。
例えば、夜間に窓を開けたまま音楽を流したり、大きな声での会話をすると、周囲に音が響いて騒音に繋がります。
また、下記の事柄にも注意し、マナーを守って利用するようにしましょう。

・長期滞在は行わない
・ゴミの不法投棄をしない
・許可なく公共の電源を使用しない
・ポータブルトイレや排水の処理は控える
・発電機の使用には注意を払う

参考:一般社団法人日本RV協会「公共駐車場におけるマナー10ヶ条」

 

4. 車中泊をする時に「これがあると便利!」アイテム5選

車中泊は一般的なキャンプ用品のほかに、車中泊ならではの便利アイテムもあります。
車中泊をする時に、特に便利なアイテムを紹介します。
※ネッツトヨタ東埼玉ではトヨタ純正パーツ以外の取扱いはありません。

 

① 室内カーテン

シエンタ_車中泊

車中泊の際、周囲の街頭や明かりが思ったよりも明るく、気になって眠れないということも少なくありません。
室内カーテンは車内への光の侵入を防ぎ、快適な睡眠に繋がるほか、周囲からの視界も遮るため、プライベートな空間を確保し、周りを気にせずゆっくりと過ごすことができます。

 

② マットレス

シエンタ_車中泊

マットレスは車中泊の際に欠かせないアイテムの1つです。
マットレスを設置することで適度なクッション性を補うことができ、多少の段差もフラットにしてくれるため、よりご自宅に近い快適な環境で過ごすことができます。
さらに、厚さのあるマットレスを使用すれば、クッション性だけでなく断熱効果も期待できるため、肌寒さが気になる季節にも活躍します。

 

③ 網戸

夏の車中泊では、車用の網戸を用意しておくと便利です。
風通しを良くすることで、熱中症対策に繋がります。
また、虫の侵入を防ぎながら、車内に風を取り入れることができます。
ペットと一緒に車中泊をする際は、ペットの急な飛び出しも防いでくれます。

 

④ LEDランプ

車中泊では、ルームランプで足りない明るさなどを補うために、ランプの使用がおすすめです。
また、長時間ルームランプを使用するとバッテリー上がりの心配もあるため、ランプを使用する方が安心です。
キャンプ用のランタンはガスなどの燃料を使用するランタンもありますが、一酸化炭素中毒や火事にならないよう、車内で使用する場合はLEDタイプを使用するようにしましょう。

 

⑤ タオル・ブランケット

タオル、ブランケット、毛布などの布製品は、形が自在になるため、どんなシーンでも活躍します。
就寝時の掛け布団としてはもちろん、倒したシートの段差やすき間を埋めれば、段差解消やシート就寝時のクッション代わりに役立ちます。
また、カーテンやシェードがない場合は、窓に吊るすことで目隠し代わりとしても活用でき、カーテンがある場合でもカーテンの間に垂らすことで防寒効果が期待できます。

 

5. シエンタで車中泊するときに便利なアイテムは?

ここからはシエンタで車中泊を楽しむ際に便利なアイテムを紹介します。
車中泊に便利なグッズは社外品も多く販売されていますが、シエンタにはアウトドアにぴったりなトヨタ純正パーツも多くラインナップしています。

 

① ハンギングベルト

シエンタ_車中泊

後部座席のアシストグリップを使って、さまざまな物をかけることができるハンギングベルトです。
カラビナやS字フックを活用すれば、小物や洋服を吊るすだけで車内を広く活用できます。

 

check車内のスペースを有効活用
checkライトを吊るす時も便利

 

② バックドアネット

シエンタ_車中泊

エアコンを使用せず、車の風通しを良くしたいときに便利です。
バックドア全体が網戸になり、ファスナーを開け閉めすることで行き来もしやすいです。

 


check虫よけ・日よけに最適
checkアイドリングストップ時の換気シーンで

 

③ バックドアラック

シエンタ_車中泊

バックドアを開けて、物干し竿のように衣類やランタンをかけることができます。
バックドアネットを併せて使用することで、虫の侵入を防ぎながら干すことができます。

 

check洗濯・アクティビティなどで濡れた衣類・タオルを干すときに
checkキャンプ用ランタンをかけてもOK

 

その他にも、シエンタにはアウトドアに最適なオプションが沢山用意されています。
シエンタについて気になる方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせbutton
※カタログをご希望の方はトヨタ自動車ホームページよりWEBカタログをご覧ください。

 

6.【まとめ】マイカーで車中泊を楽しもう!

このコラムではシエンタで車中泊ができるのかと車中泊をする際に気を付けたい事柄について、解説しました。
シエンタでは大人2名程度であれば十分に車中泊を楽しむことができます。
シエンタで車中泊をする場合は荷室スペースが広く確保されている5人乗りモデルがおすすめです。
さらに、便利なアイテムを活用することでより充実した車中泊ができます。
実際に試乗してみたいという方は、こちらから試乗のご予約も承っています。

\簡単ステップで試乗車を検索!ご希望の日時でご予約も可能/

埼玉県でシエンタの購入を考えている方は、お近くのマイネッツの店舗へご相談ください。

 

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