人気のヤリス・ヤリスクロス!価格やグレードごとの違いも解説
人気のヤリス・ヤリスクロス!価格やグレードごとの違いも解説
ヤリスとヤリスクロスはどちらもトヨタから発売されている人気車種です。
コンパクトなボディサイズで日常使いしやすいなど共通している特徴もあることから、購入を検討している方はヤリスかヤリスクロスのどちらにしようか迷う方も少なくありません。
さらに2024年1月中旬からは改良モデルが発売され、利便性とスタイリッシュさに磨きがかかりました。
この記事では、ヤリスとヤリスクロスの特徴や改良ポイントを解説するほか、価格やグレードごとの違いを紹介します。
どのような方におすすめなのかも解説しますので、車種選びやグレード選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
<目次>
1.ヤリス・ヤリスクロスをはじめとした「ヤリスシリーズ」
1-1.ヤリスの特徴
1-2.ヤリスクロスの特徴
1-3.GRヤリスの特徴
2.今回の改良でどこが変わった?
3.ヤリス・ヤリスクロスを比較
4.ヤリス・ヤリスクロスはどんな人におすすめ?
・ヤリスがおすすめな人
・ヤリスクロスがおすすめな人
5.まとめ
1.ヤリス・ヤリスクロスをはじめとした「ヤリスシリーズ」
ヤリスとヤリスクロスはどちらも「ヤリスシリーズ」として幅広い世代の方に人気のシリーズです。
ヤリスシリーズには「ヤリス」「ヤリスクロス」「GRヤリス」があり、同じヤリスと名のつく兄弟車ですがそれぞれに個性的な特徴があります。
ここからはヤリスシリーズの3車種について、それぞれ特徴を説明していきます。
1-1.ヤリスの特徴
ヤリスは2020年2月にトヨタから発売されたコンパクトカーです。
2020年以前は、国内では「ヴィッツ」という名称で愛されていましたが、グローバルで車名を統一化させる目的から、海外での販売名「ヤリス」という車名が国内でも採用されることになりました。
ヤリスの最大の魅力は、ハイブリッド世界トップクラス(※1)の低燃費と、優れた操縦安定性、爽快な走りを兼ね備えたバランスの良さです。
コンパクトで運転しやすいサイズ感ながら、安全性能にもこだわっているため幅広い年代に人気です。
アクティブでスタイリッシュながらも王道さを感じるデザインは、飽きられることなく沢山のユーザーに支持されています。
(※1)2024年1月現在。ガソリン乗用車コンパクトクラス。トヨタ自動車(株)調べ。
1-2.ヤリスクロスの特徴
ヤリスクロスはヤリスのSUVシリーズとして2020年8月に発売開始され、運転のしやすいコンパクトSUVとして若者を中心に支持されています。
ヤリスクロスは、優れた走行性能とコンパクトながらも収納豊富な点が最大の魅力です。
ヤリス同様に低燃費ですが、ガソリン車、ハイブリッド車、2WD、4WD、E-Fourなどバリエーションが多様なほか、3つのモードから走行支援を選択できるマルチテレインセレクト機能が搭載されたグレード設定があるなど、ライフスタイルに合わせて多様なグレードから選択可能な点も魅力の1つです。
コンパクトながらも収納が豊富なため、アウトドアなどのレジャーに利用したい人にも支持されています。
1-3.GRヤリスの特徴
ヤリスシリーズでもう一つ知っておきたいのがGRヤリスです。
GRヤリスは2020年9月に登場した、3ドアハッチバック型のスポーツカーです。
市販車をベースとした車でタイムを競うWRC(世界ラリー選手権)で勝つ車をコンセプトに作られました。
GRヤリスはモータースポーツでも使用される車を日常でも使えるよう発売された車のため、搭載されているパワートレーンもデザインも他の2車種と大きく異なります。
プロドライバーと共に磨き上げられた専用コックピット等こだわりの装備で、特にスポーティな走りやデザインを好む方から支持されています。
車両本体価格はヤリス、ヤリスクロスと比べて高く設定されていますが、走りにこだわりを持っている方には特におすすめの車種です。
2.今回の改良でどこが変わった?
2024年1月の改良で、ヤリス、ヤリスクロスは以下の点が改良されています。
・より洗練されたデザインに進化 |
・便利さに磨きをかけたマルチメディア |
・安全性能も充実 |
・プリウスに続く「Uグレード」の設置 |
より洗練されたデザインに進化
ヤリス、ヤリスクロス共に意匠変更され、よりスタイリッシュなデザインへと進化しました。
ヤリスはラジエーターグリルのデザインが変更されることで、より躍動感のある洗練された印象になりました。
ヤリスクロスはアッパーグリルのパターンが変更(※2)され、SUVらしい力強さを感じるデザインに生まれ変わりました。
また、ヤリスは「Z」グレードのシート表皮やシート色が変更され、ヤリスクロスはコンソールボックス付フロントアームレストが新設(※3)されるなど、内装も改良されています。
更には、どちらもフロントドアインナーガーニッシュやステアリングホイールなど一部内装の加飾がガンメタリックに変更されました。(※4)
ボディカラーは一部の色が廃止される代わりにマッシブグレーが追加され、トレンドを取り入れたボディカラー展開にリニューアルされました。
(※2)GR SPORTを除く。(※3)X,Uを除く。(※4)ヤリスZ,ヤリスクロスZ,G
便利さに磨きをかけたマルチメディア
マルチインフォメーションディスプレイは4.2インチから7インチまで拡大(※5)し、最新のディスプレイオーディオが搭載されました。
次世代マルチメディアに進化し、コネクティッドナビが5年間標準付帯されています。
コネクティッドナビとはセンター通信型のナビのことで、現在地周辺の地図をセンターからダウンロードすることで最新の地図を利用できます。
最新の地図データにより、最適なルートを案内してくれるため、より快適にドライブを楽しむことができます。
(※3)ヤリス;Z,Gグレード。ヤリスクロス:除くZ,Z Adventure
安全性能も充実
最新のToyota Safety Senseが全車種標準装備されています。
プリクラッシュセーフティの検出対象範囲が広がり、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車にも対応することで、運転中の様々なシーンで衝突回避または被害軽減をサポートしてくれます。
プリウスに続く「Uグレード」の設定
プリウスに続く第2弾として、KINTO専用「U」グレードが設定されました。
「X」グレードをベースに、プリウス同様にアップグレードレディ設計を採用することで、一部のメーカーオプションの後付けを実現しています。
サブスクリプション形式での利用が可能となり、多様なニーズに応えるグレード設定となりました。
PICK UP! おすすめ関連コラム
【トヨタのサブスク】KINTOってどんなサービス?
3.ヤリス・ヤリスクロスを比較
ここからは、ヤリスとヤリスクロスについて、表を用いて比較していきます。
ヤリス | ヤリスクロス | |
|
||
車両本体価格(消費税込) | 1,501,000 円 〜 2,694,000 円 | 1,907,000 円 〜 3,156,000 円 |
サイズ | 全長: 3,950 mm
全幅: 1,695 mm 全高: 1,495 ~ 1,510 mm |
全長: 4,180 ~ 4,200 mm
全幅 :1,765 mm 全高 :1,580 ~ 1,590 mm |
最小回転半径 | 4.8m(※6) | 5.3m |
燃費(WLTCモード) |
ハイブリッド車:30.2 ~ 36.0 km/L
ガソリン車:19.0 ~ 21.3 km/L |
ハイブリッド車:25.0 ~ 30.8 km/L
ガソリン車:17.1 ~ 19.8 km/L |
(※6)14インチタイヤ装着車(Uを除く2WD車)の場合。U、15インチタイヤまたは16インチタイヤ装着車および4WD車/E-Four車の場合は、5.1m。
車両本体価格はヤリスの方が40万円ほど安く設定されています。
ボディサイズと最小回転半径を比べると、ヤリスの方がよりコンパクトで小回りが利くことが分かります。
荷室の広さはヤリスクロスの方が広く確保されているため、ラゲージスペースの容量はヤリスクロスの方が優れています。
どちらも燃費は優れていますが、ヤリスの方がより低燃費なため、経済的にドライブを楽しみたい方にはヤリスが最適です。
一方で、ヤリスクロスは路面に合わせて相応しい運転をサポートする機能など、SUVにふさわしい走行性能を備えており、アクティブな趣味をお持ちの方にはヤリスクロスがおすすめと言えます。
グレードを比較
ヤリス | ヤリスクロス | |
グレード |
Z
G X U |
Z“Adventure”
Z G X GR SPORT U |
展開されているグレードを比較すると、ヤリスが「Z」「G」「X」「U」の4種類、ヤリスクロスは「Z“Adventure”」「Z」「G」「X」「GR SPORT」「U」の6種類とヤリスクロスの方が豊富なグレード設定から選択可能です。
両車種ともにガソリン車とハイブリッド車から選択可能で、充実したグレード設定が魅力です。
「Z」は上質な装備が充実している最上位モデル、「G」はバランスのよい装備が魅力のミドルモデル、「X」は基本の装備を備えたシンプルなモデルで、「U」はKINTO専用グレードです。
ヤリスクロスは上記に加え、アウトドアシーンにもふさわしい「Z“Adventure”」や、スポーティな走りを高めた「GR SPORT」も選択可能で、より豊富なグレードからライフスタイルに合わせてご自身に最適な1台を選べます。
ヤリスはヤリスクロスと比べるとシンプルなグレード構成ですが、1.5Lガソリン車では6MTも選択が可能でミッション車に乗りたい方はヤリスを検討しても良いでしょう。
予算や用途に合わせてお好みのグレードを探してみてください。
4.ヤリス・ヤリスクロスはどんな人におすすめ?
共通した部分もありながら、異なる特徴をもつヤリスとヤリスクロス。
ここからは、それぞれどのような方におすすめかをご紹介します。
ヤリスがおすすめな人
・コスパに優れた車をお探しの方
・燃費の良さを重視したい方
・街中でもスイスイ運転したい方
・コンパクトで日常使いできる車をお探しの方
低燃費で経済的なヤリスは予算を抑えて購入したい方や、購入後の維持費が気になる方に最適の車種です。
ヤリスクロスと比べてボディサイズがよりコンパクトなため、毎日のお買い物やちょっとしたお出かけに使いやすく、初めて車を購入される方やシニアドライバーにもおすすめです。
小回りが利くので街中での走行もしやすい点から「道幅が狭い道路でも楽に運転がしたい!」という方はヤリスクロスを検討してみてください。
ヤリスクロスがおすすめな人
・コンパクトなSUVに乗りたい方
・室内は広々とした車をお探しの方
・休日はキャンプやレジャーなどの趣味も楽しみたい方
・沢山の荷物が積める車をお探しの方
普段使いはもちろん、レジャーにも活躍し、アクティブに楽しみたい方にもぴったりのヤリスクロス。
アウトドアにも馴染むSUVらしいデザインがお好みの方や、レジャーなどの趣味が豊富な方におすすめです。
沢山荷物を積むことができるため、お買い物など荷物が多くなりがちなシーンでも活躍します。
ヤリス同様にコンパクトなサイズのため、「SUVに乗ってみたいけど大きいサイズの車を運転するのは不安」という方にもおすすめです。
5.まとめ
ここまで、ヤリス・ヤリスクロスの特徴を解説しました。
共通した部分はありながらも、デザインなどそれぞれの個性を備えているヤリスとヤリスクロス。
見た目はもちろんですが、ライフスタイルや趣味に合わせて車選びをするのもおすすめです。
改良後はさらに便利さに磨きがかかり、日常の移動がさらに楽しくなること間違いなしです。
ネッツトヨタ東埼玉では今回ご紹介したヤリス、ヤリスクロスを含め、試乗車を豊富にそろえております。
コチラより簡単なステップで試乗車が検索でき、ご希望の日時で予約も可能です。
なるべく早く手に入れたいという方や、なるべく予算を抑えて購入したいとお考えの方は中古車での購入も検討してみてください。
ヤリスシリーズはすべて2020年以降に発売されているため、比較的新しい車種が手に入りやすいのでおすすめです。
埼玉県でコンパクトカーの購入を考えている方や、ヤリス、ヤリスクロスが気になる方はぜひお近くのマイネッツの店舗へ!
<この記事を読んだあなたにおすすめ 関連コラム>