新型アルファード・ヴェルファイアを比較!グレードごとの装備の違いも解説
新型アルファード・ヴェルファイアを比較!グレードごとの装備の違いも解説
トヨタのフラッグシップミニバンとして人気の高いアルファード・ヴェルファイアが2023年6月にフルモデルチェンジしました。
アルファード・ヴェルファイアは、それぞれ兄弟車として共通している部分も多くありますが、今回のフルモデルチェンジでは、デザインや設定されるグレード、スペックにも違いが表れています。
この記事は、新型アルファード・ヴェルファイアの違いを紹介するほか、それぞれのグレードごとに違いを詳しく紹介します。
新型アルファード・ヴェルファイアが気になっている方は、参考にしてみてください。
目次
1.新型アルファード・ヴェルファイアの特徴
【室内空間】上質さと快適さを追求
【走行性能】乗る人の心を満たす走り
【先進機能搭載】安心できるクルマに
2.新型アルファード・ヴェルファイアを比較
【基本情報】
【ボディカラー】
3.新型アルファード・ヴェルファイアをグレードごとに比較
【新型アルファードのグレード比較】
【新型ヴェルファイアのグレード比較】
4.新型アルファード・ヴェルファイアはこんな人におすすめ
5.まとめ
新型アルファード・ヴェルファイアの特徴
新型アルファード・ヴェルファイアは、これまでのラグジュアリーさや質の高さを保ちながら、より広く快適な室内空間にこだわり、「Forceful&IMPACT LUXURY」をコンセプトにフルモデルチェンジしました。
主な特徴は下記の通りです。
【室内空間】上質さと快適さを追求
新型アルファード・ヴェルファイアでは、ミニバンでは平板になりがちなボディサイド部分に抑揚を持たすなど、ボディ設計から快適性にこだわっています。
ボディサイド部分に抑揚を持たせることで限られたスペースを効率的に活用し、ゆったりくつろげるゆとりの室内空間を実現しました。
さらに、室内には乗る人すべてが快適に過ごせるような装備が充実しています。
例えば、「前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン」では、運転席・助手席・後席など左右独立した温度設定ができることで、乗員それぞれが快適な温度に調整でき、居心地の良いおもてなしの空間を実現しています。
【走行性能】乗る人の心を満たす走り
新型アルファード・ヴェルファイアは、ミニバン特有のブルブル振動を低減したフラットな乗り心地でハイクオリティな移動を生み出す走行性能を備えています。
環境性能も備えるべく燃費を改善し、ハイブリッド車に2WD車が新しくラインナップしました。
アルファード・ヴェルファイアはどちらも安心感ある直進安定性を実現しながらも、それぞれのこだわりに応える複数のエンジンタイプを用意することで、それぞれのライフスタイルにマッチするクルマへと進化しています。
【先進機能搭載】安心できるクルマに
先進安全機能「Toyota Safety Sense」はもちろん、高度運転支援「トヨタ チームメイト」も搭載。
Toyota Safety Senseは旧型モデルより対応する事故形態を拡大した最新の機能を搭載しており、ドライバーはもちろん、乗員のすべてが安心できるよう移動をサポートします。
トヨタチームメイトは、スイッチを押すだけで駐車操作を支援してくれる[アドバンストパーク]や、渋滞時の高速道路・自動車専用道路走行時の運転負荷を軽減する[アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)]などドライバーをサポートする機能が充実しています。
2.新型アルファード・ヴェルファイアを比較
ここからは、新型アルファード・ヴェルファイアを比較していきます。
【基本情報】
アルファード | ヴェルファイア | |
画像 | ||
価格 |
5,400,000円 ~ 8,720,000円 |
6,550,000円 ~ 8,920,000円 |
全長 | 4,995mm | 4,995mm |
全幅 | 1,850mm | 1,850mm |
全高 | 1,935mm(※1) | 1,945mm(※2) |
燃費(WLTCモード) | ハイブリッド車:16.7~17.7km/L
ガソリン車:10.3~10.6km/L |
ハイブリッド車:16.5~17.7km/L
ターボガソリン車:10.2~10.3km/L |
乗車可能人数 | 7人 | 7人 |
(※1)17インチタイヤ装着の場合。19インチタイヤを装着した場合は1,945mmとなります。
(※2)19インチタイヤ装着の場合。17インチタイヤを装着した場合は1,935mmとなります。
新型アルファード・ヴェルファイアは兄弟車のため、基本情報については共通している部分が多いですが、ボディサイズに僅かな違いがあります。
全高の違いは、標準装備しているタイヤの大きさによるもので、新型アルファード路面のショックを吸収しやすい17インチタイヤ(※3)が、新型ヴェルファイアは気持ちよい走りをもたらす19インチタイヤが標準装備されています。
燃費性能はわずかに違いがあり、アルファードの方が燃費性能はわずかに上回っています。
ヴェルファイアのガソリン車は2.4Lターボガソリンエンジンを搭載しているため、伸びやかな加速とこれまでにない新しい走りを体感できるでしょう。
(※3)Executive Loungeに標準装備。Zは18インチとなります。
【ボディカラー】
アルファード | ヴェルファイア | |
ボディカラー |
プラチナホワイトパールマイカ<089>(※1) ブラック<202> プレシャスレオブロンド<4Y7>(※2) |
プラチナホワイトパールマイカ<089>(※1) ブラック<202> |
(※1)メーカーオプション33,000円。 (※2)メーカーオプション55,000円。
新型アルファード・ヴェルファイアのボディカラー展開はシンプルな構成となっています。
プレシャスレオブロンドは、新型アルファードのための新規開発色で、アルファードの上品さとラグジュアリーさをさらに際立たせるカラーです。
3.新型アルファード・ヴェルファイアをグレードごとに比較
ここからは、新型アルファード・ヴェルファイアのそれぞれのグレードを比較します。
【新型アルファードのグレード比較】
新型アルファードのグレードは以下の通りです。
Executive Lounge | ハイブリッド車 2WD/E-Four |
Z | ハイブリッド車 2WD/E-Four
ガソリン車 2WD/4WD |
G(サイドリフトアップチルトシート) | ハイブリッド車 2WD/E-Four
ガソリン車 2WD/4WD |
より快適な移動を追求した最上級グレードExecutive Loungeに、スタンダードグレードのZ、ウェルキャブ車両であるGなど、ライフスタイルに合わせて選べるシンプルなグレード構成になっています。
Executive Loungeではハイブリッド車のみのラインナップですが、Zはガソリン車が選択可能です。
Executive Lounge | Z | |
エクステリア |
サイドマットガード(メッキモール付) UV&IRカット撥水ガラス(高遮音性) |
サイドマットガード UV&IRカット撥水ガラス |
タイヤ | 17インチタイヤ(スパッタリング塗装) |
18インチタイヤ(スーパークロームメタリック塗装) |
ミラー | デジタルインナーミラー | 自動防眩インナーミラー |
シート | エグゼクティブラウンジシート |
エグゼクティブパワーシート |
シート表皮 |
プレミアムナッパ本革 ブラック/ニュートラルベージュ |
合成皮革 ブラック |
装備面では、Executive Loungeは細部にまでこだわり抜かれたワンランク上の装備が施されています。
エグゼクティブラウンジシートでは、トヨタで初めてオットマン&アームレストヒーターが採用されています。
また、後席用パワーサンシェードや左右独立ムーンルーフなど、乗車する位置にかかわらず乗員それぞれの快適性を追求するおもてなしの心に満ちた装備が搭載されています。
Zは、上質ながらも必要に応じてオプションで装備を選択できるミドルグレードです。
【新型ヴェルファイアのグレード比較】
続いて、新型ヴェルファイアをグレードごとに比較します。
新型ヴェルファイアのグレードは以下の通りです。
Exective Lounge | ハイブリッド車 2WD/E-Four |
Z Premier | ハイブリッド車 2WD/E-Four
ターボガソリン車 2WD/4WD |
アルファード同様に、より上質な装備の最上級グレードExecutive Loungeと、こだわりを追求する方に向けたZ Premier の2つのグレードがラインナップされています。
Z Premierは2.4Lターボガソリンエンジン搭載車も選択可能な点が大きな特徴です。
Executive Lounge | Z Premier | |
エクステリア |
フロントグリル(ガンメタ塗装) グリルモール(スモークメッキ) ヘッドランプカバー(ガンメタ塗装) フォグカバーモール(メッキ) フロントバンパーガーニッシュ(ツヤ有ガンメタ塗装) フロントバンパーモール(メッキ) ドアウインドウフレームモール(メッキ) アウトサイドドアハンドル(メッキ) サイドモール(メッキ) UV&IRカット撥水ガラス(高遮音性) |
フロントグリル(ツヤ有黒塗装)
グリルモール(漆黒メッキ) ヘッドランプカバー(ツヤ有黒塗装) フォグカバーモール(漆黒メッキ) フロントバンパーガーニッシュ(ツヤ有黒塗装) フロントバンパーモール(スモークメッキ) ドアウインドウフレームモール(漆黒メッキ) アウトサイドドアハンドル(カラード) サイドモール(スモークメッキ) UV&IRカット撥水ガラス |
タイヤ | 19インチタイヤ(切削光輝+ブラック塗装) |
19インチタイヤ(ブラックスパッタリング塗装) |
ミラー | デジタルインナーミラー | 自動防眩インナーミラー |
シート | エグゼクティブラウンジシート |
エグゼクティブパワーシート |
シート表皮 |
プレミアムナッパ本革 ブラック/サンセットブラウン |
プレミアムナッパ本革 ブラック/サンセットブラウン |
装備面では、アルファード同様、Executive Loungeはエグゼクティブラウンジシートをはじめ、おもてなしの子心に満ちた快適な装備が充実しています。
エクステリアはどちらもヴェルファイアらしさを際立たせながらも、Executive Loungeは加飾部分にスモークメッキとメッキを使い分けることで煌びやかながら存在感を追求し、Z Premierでは漆黒メッキとスモークメッキを使いわけることで、より力強い印象に。
タイヤホイールもExecutive Loungeは切り出したようなシャープな印象のホイールですが、
Z Premierではブラック塗装のホイールのため、さらに重厚な印象を感じます。
ヴェルファイアはグレードによってそれぞれの個性が表現されているため、デザインや走行性能などの好みでグレードを選ぶのもおすすめです。
4.新型アルファード・ヴェルファイアはこんな人におすすめ
デザイン面では、アルファードは堂々としたパッケージながらも上品さを感じるデザインが特徴で、ヴェルファイアは存在感とアグレッシブさを感じる力強いデザインが特徴です。
新型アルファードは、後席にまで快適性を追求したショーファーカーらしい乗り心地を追求していることが最大の魅力です。
快適性はもちろん、機能性も進化しているため、乗る人すべてをおもてなしするような快適性を求める方におすすめです。
一方、新型ヴェルファイアは、ターボガソリンエンジン搭載車を用意するなど、それぞれのこだわりに応える走行性能を備えています。
これまでにない伸びやかな加速感を味わいたい方や、走行性能にこだわってドライブを楽しみたい方におすすめです。
5.まとめ
新型アルファード・ヴェルファイアの違いとグレードごとの比較をご紹介しました。
どちらの車種も、ドライバーはもちろん、後席に乗る人にまで“快適な移動の幸せ”をお届けするクルマへと進化しており、多様なライフスタイルに応える個性豊かなグレードが展開されています。
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